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茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

忘れない

実家と宿舎が近かったので、名古屋場所の際には井筒部屋の稽古を毎朝見に行った、
なんて話をずーっと以前に書いた記憶があるのだが。
私が一番初めに見に行った朝稽古は、実家とより近い三保ヶ関部屋だった。
宿舎を移転してしまったので、その後は井筒さんとこを訪ねるようになったわけで。

朝も早よから稽古が始まっており、若い人たちが汗を流していたのだが、六時半過ぎ、
白いまわし姿の北の湖が登場、わー、こんな時間に稽古をつけに来るんだ、と、感動。
毎日怖ろしいくらいの鬼の形相で、おとうと弟子に胸を貸し、叱咤してらした。

千秋楽の朝。
稽古を見終わってチャリにまたがったら、
「お嬢ちゃん」
背後から声を掛けられた。
なんと、横綱だった。
しかも、どこへ行かれるのか、御自身もチャリに乗って。
おい、タイヤよ、大丈夫か、耐えられるか、と心配したわ(笑)。
「毎日来てくれてありがとう」
当時、世間では憎まれ役だった北の湖。
でも、
「どうぞよろしくね」
すごくすごく優しい、柔らかな笑顔だった。


数年後、浜松へ巡業を見に行き、帰り際、混雑している通路でまごまごしていたら、
ふわっと身体が浮いた。
「えっ、なに?」
同じ三保ヶ関部屋の朝稽古で見ていた大関北天佑に抱き上げられていた。
「お嬢ちゃん、気を付けて帰って」
うわ、憶えてらしたんだ、と驚愕。


どちらも、今は、この世の方ではない。
毎場所初日が始まる度に、まずは手を合わせている。

実家と宿舎が近かったので、名古屋場所の際には井筒部屋の稽古を毎朝見に行った、
なんて話をずーっと以前に書いた記憶があるのだが。
私が一番初めに見に行った朝稽古は、実家とより近い三保ヶ関部屋だった。
宿舎を移転してしまったので、その後は井筒さんとこを訪ねるようになったわけで。

朝も早よから稽古が始まっており、若い人たちが汗を流していたのだが、六時半過ぎ、
白いまわし姿の北の湖が登場、わー、こんな時間に稽古をつけに来るんだ、と、感動。
毎日怖ろしいくらいの鬼の形相で、おとうと弟子に胸を貸し、叱咤してらした。

千秋楽の朝。
稽古を見終わってチャリにまたがったら、
「お嬢ちゃん」
背後から声を掛けられた。
なんと、横綱だった、しかも、どこへ行かれるのか、御自身もチャリに乗って。
タイヤ大丈夫かと思ったわ(笑)。
「毎日来てくれてありがとう」
当時、世間では悪役だった北の湖、でも、
「どうぞよろしくね」
すごくすごく優しい、柔らかな笑顔だった。


数年後、浜松へ巡業を見に行き、帰り際、混雑している通路でまごまごしていたら、
ふわっと身体が浮いた。
「えっ、なに?」
同じ三保ヶ関部屋の朝稽古で見ていた大関北天佑に抱き上げられていた。
「お嬢ちゃん、気を付けて帰って」
うわ、憶えてらしたんだ、と驚愕。


どちらも、今は、この世の方ではない。
毎場所初日が始まる度に、まずは手を合わせている。

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