茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

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ぼうずの大河

生まれたときから親が観ていたってことで、ぼうずも大河にはわりと親しい。
平成七年の『八代将軍吉宗』などもそれなりにぼんやり記憶しているらしく、
木登り中の子役・吉宗が、それを知らず真下でいい感じになっている兄と許嫁を見、
降りるに降りられず尿意を我慢するシーンはケッサクだったと言う。

だが、原点は竹中直人の『秀吉』、以来秀吉像があの顔で固まってしまったそうな。
ずっと以前書いたように、私の場合はかなり長いこと緒形拳を引きずってきたわけで、
人それぞれに歴史上の人物が様々な俳優の顔で浮かぶんだろうなと思うと楽しい。

そして、最もハマった作品には『新選組!』を挙げた。
どんなに瑣末な部分でも見逃すことのできぬ面白さがあり、毎回わくわくしたとのこと。

三谷幸喜脚本の『新選組!』は、“NHK大河”としての重厚感に欠けていたし、
香取慎吾の近藤には慣れるまでコツンと喉に引っ掛かるような違和感を覚えたものの、
元々三谷ファンである私にとっても好きな作品で、ぼうずとあれこれツッコミを入れつつ、
一年間じっくり観た。

三谷自身、青春群像劇であると述べていたように、特に傑物でもない普通の若者達が、
幕末の時代を飛び跳ね、苦悩し、突っ走るうちに“新選組”として史上に名を残した、
そんな描き方であったように思うが、若さ・軽みを表に立て、小ネタを盛り込みながら、
実は全体を通して見ると、タイトルバックの一番最後に翻る『誠』の旗の裏側に、
暗い色調の曼荼羅が打たれている、てな気がしないでもない。

山南切腹の回の素晴らしさは勿論だが、ぼうずにとってさらに忘れられないのは、
河合耆三郎切腹の回らしい。
「後片付けのときになって近づいて来た飛脚の鈴の“シャンシャンシャンシャン…”が、
 今でも耳に残っとんのや」
幼稚園の頃に観たNHK教育・子ども人形劇場『パンをふんだむすめ』より、
もっと強いトラウマになっていると言う。
確かにあれはずーんときたし、大倉孝二という俳優に唸った回でもあった。


ところで。
『風林火山』で今川義元を演じた谷原章介の姿に、
「『新選組!』の伊東甲子太郎といい、『大奥』の綱吉といい、今回の義元といい、
 美形も度が過ぎると主役を張れず、ロクな死に方をせん役になるんやなあ、
 俺も嫌味に見えんよう気ぃつけんとあかん…」
などとほざいていた。
はいはい、めでたい性格やのぉ。

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