茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

大河の主題曲

『風林火山』が終わってしまった。 
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どんより冬ざれてきた西方の山並を無理矢理心象風景っぽく捩じ込んでみる。
寂しいぜ
一年間ありがとう。


ところで。
『風林火山』は主題曲からしてダイナミック。
「何ぼやぼやしとんねん、俺について来んかい!」
てな感じでいきなり胸座を掴まれてしまった。


大河においては音楽も愉しみのひとつ。
十年ほど前、レンタルショップで大河の主題曲集を見つけ、借りた。
そのときダビングしたテープ()は今でも大事にしているが、良いと感じる曲ってのは、
やはり当該ドラマも記憶の中からすぐさま名場面を取り出せる位惚れた作品ばかり。
『独眼竜政宗』・『太平記』などは、いつ聴いてもゾクゾクする。
殊に、前者の放映当時はまだ独り身、可惜華やぐ日曜を、
「八時までに帰宅せねばっ!」
と思いつつ過ごした自分の色気の無さとも相俟って、さらに愛着の度が深まる。

代々の曲の中でも特に好きなのは、『風と雲と虹と』と『武田信玄』だ。
実のところ、これらをもう一度聴きたくてその主題曲集を借りたのだが、
いずれも山本直純の作品であることを知り、ちょっとビックリ。

故・山本直純といえば、大昔、チョコレートのCMで自ら
「大きいことはいいことだー」
などと指揮し謳っていたように、やたら目立つ派手な鬚オヤジという印象ばかりが強く、
子どもだった私にとって親しみ易い存在である分、些かの軽さも感じた。
だが、気づかぬまま氏の音楽に強く心を揺り動かされていたのである。
遅まきながら深々と頭を垂れた次第。


今は、好みだった、一年間馴染んだ、という思いでなぞる『風林火山』の主題曲だが、
時が過ぎればワンフレーズ聴いただけでじわりとくるようになるのかもしれない。
粗雑に剥がしてきた毎月のカレンダーが副旋律の奥でひらひらと蘇る、そんな心地で。

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