茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

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床屋さん

師走も既に半ば、気忙しくなる前にさっぱりしておこうと“散髪”に。

実は、ここ三年くらい美容院には行っていない。
床屋さんのお世話になっているのだ。
徒歩十分ほどのところにある、推定六十半ばのご夫婦が鋏を揮う小さなお店で、
お客もそれ以上と思われる年齢層の常連さんが殆ど。
が、いつお邪魔しても必ず先客がい、途切れることもなく賑やかである。

私は、ボブやベリーショートなど、パーマをかけないシンプルな髪形を好む。
そのため、基本のカット技術において優る床屋さんのほうが美容院よりぴったり来る。
おまけにプロの腕で見栄え良く顔そりをして貰える上、料金までも美容院より安い。
こんなうまいハナシを見過ごす手はなかろう。

加えて、皆さんの四方山話に耳を傾けるのが結構楽しみだったりする。
所謂“床屋政談”の現場に立ち会うことができるわけだ。
そこいらのコメンテーター顔負けの磨かれた発言が飛び交い、まことに小気味良い。
なるほどなあ、と心中で秘かにメモすることもしばしばである。

また、博識且つ快弁、しかもあっけらかんと明るい奥さんの魅力も大きい。
ちょうどお店のテレビで『ちりとてちん』の昼の放送をやっていたことから、
草原兄さん(桂吉弥)の話で盛り上がった。
奥さんは大阪・神戸の落語会にも何度か足を運ばれているそうで、
「きすけさん、いっぺん暇見て本物の寄席を味わって来なさるやわ。
 笑う中にも何やしらんものを細こう見る利口者になったふうな気ぃして、ええに~」
とおっしゃる。
うーん、素敵だ。

大抵の女性からすれば吃驚だろうが、私ゃ床屋さんへ行くことに何の気後れもない。
年輩の男性は総じて紳士、他人をじろじろ見るなど不躾な態度を嫌うものだ。
たかがおばさん一人、適温を保ちつつ、いつもさりげなくほっといてくれる。
今や床屋さんは私にとって贅沢な時間を過ごせる場にさえなっているのかもしれない。


んで。
今回は一頃の深津絵里以上に短くして貰った。
こりゃラクでいいや、とにんまり。
かくしてずんずんとおっさん化は進んでゆくのであった。

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