茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

続・やりとり

その伜、翌五月一日は仕事だってんで、珍しく晩のうちに帰宅。

あたしら夫婦はちょうど『次代に残したい曲100選』だったかの懐メロ番組を観ており、

婆:「あーこの曲が流行ったときこんなことがあったねえ」

おっさん:「うむ、今思えばええ時代やったな」
それまではしんみり静かに過去を振り返っていたのだが、雰囲気一変。

奴がいるとどういうわけだかおとなしくしていた私のツッコミ癖が頭をもたげてしまうのだ。

 

神田川

【 ♪ 二人で行った横丁の風呂屋 一緒に出ようねって言ったのに 

いつも私が待たされた 洗い髪が芯まで冷えて 】
婆:「風呂屋の中で牛乳でも飲みながらぬくぬく待っとりゃええやん」

伜:「大体女のほうが長風呂やしな」

おっさん:「・・・」


あずさ2号

【 ♪ 明日私は旅に出ます あなたの知らない人とふたりで 】

【 ♪ こんな形で終わることしかできない私を許して下さい 】
伜:「勝手な話や」

婆:「なあ、ほんで次回はまたこのあなたの知らない人とやらとは違う男と旅に出るってか」

おっさん:「・・・」

 

【 ♪ 目を閉じて何も見えず 】

婆・伜:「当たり前やろ」

おっさん:「・・・」

 

 


結局、おっさんの

「あんたらが二人揃うと情緒もへったくれもあったもんやないわ」

という呟きと共に、夜は更けていったのであった。

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