茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

あらま

いやー冬季五輪、興奮しましたな。
次もまた見られるかなあ、とか言い乍ら、次もきっとしゃらり同じ感慨を述べていると思う。



伜は今んとこ転勤もなく家から会社に通う日々だが、本人は出戻りと軽く自嘲しつつも、

まあ元気そうなんで、親としてはどうとも思わずほったらかし、夫婦で好きに過ごしている。

お弁当こそ作ってやってはいても、夜は上司に誘われたり、同僚や旧友と飲みに行ったり、
たまに早く帰って来たときだけ

「おや、ほんなら一緒に食べよか」
食卓を共にする程度。
奴は20代も後半になっておるのだ、いちいちちまちま気にするのもあほらしい。
てか、そんなんあほや。


ってな日々の中感じているのは、そういやこの頃久しく言諍をしていないなあ、ということ。
結局、面倒だからかもしれん。

けれども、お互い、言諍を面倒だと思えるまでには、案外年月を要するものである()



こないだまたひとつトシをくってしまったわけなんだが、その日も体調不良でぐったり。

最低限の家事しかできぬ。
おっさんは会議で遅ぅなるし、晩御飯の下拵えだけやっといてリビングで横になってたら、

「あ、寝とるんか、すまんな」

小さな声と、ガサガサ何かを置く気配、次いでまた玄関の外へ出て行く音がした。
目はすぐに覚めたものの急に起きると倒れるんでそのままぼーっとしていた。

ゆっくり立ち上がりよろよろエプロンをかけようとしたら

「あらま」

テーブルに何やら包みが。
リボンをほどき、きれいな小花柄の包装紙を破らないよう開くと…
「あらま」

枕が現れた。
内装の帯には【あなたの首に心地良くフィット】という文字も。

「あほやなぁ、よけいなお金使わんでもええのに」
ぼそぼそ呟くと同時に
「横になってばっかりの母親やもんなぁ、ごめんしてな」

とか、何だか神妙な心地にもなったりして、それこそ
「あらま」
だな。




その枕は、まだ目で見るだけで愉しんでいる。
せっかくのことなんで、お日柄の良い明後日におろすつもりだ、根拠ねえけど()

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