茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

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桑名夕間暮

おっさんは、出張中。
自分一人のごはんなんか、茶漬けとかニッスイの冷凍ちゃんぽんとかテキトーなもんでいいし、
トマトをざくざく切った皿を添えれば栄養的には何とかバランスが取れる。

ってことですんげーヒマだったため、押入れの天袋を整理せんとす。
だが、“昔の色々”などと記してある箱を下ろし、開けたら、どれもこれも逐一手に取っちまい、
ぺたり座り込んで読み耽る有様。
断捨離どころの騒ぎじゃねえわ。

その中の一つ、角の擦れた雑記のノートに、四半世紀ほども前のおのれの顔がくっきりな頁が。
ものすごく恥ずかしい、恥ずかしいが、考えてみりゃババアに恥ずかしいものなどない。
ってんで、抜粋してみる。

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歌謡曲ってもう終わりなんだな。
くさい演歌とポップスだけしかなくなっちゃったような気がする。
日本人特有のいいかげんで情緒豊かな世界はもう消えてゆく一方か、悲しいな。
大好きな桑名を題材に気紛れな詞など、曲は頭の中で付けたやつ。
歌謡曲と、帰って来ないだろう○さんに愛を込めて。


                     桑名夕間暮


          1. 途切れた夢路をさかのぼる 桑名の潮風は淡い
             日傘をたたんで思い出に 溶け込む夕間暮れ

             素っ気なくさよならを 言えた二人は若かった

             無器用な男だと いつも 笑ったひとよ
             しあわせに暮らしてるあなた なぜだか浮かばない



          2. 石取祭のにぎわいに 取り残されてゆくこころ
             七里の渡しに佇めば ほのめく舟あかり

             口紅を変える度 かなしみだけが濃くなった

             わがままな女だと いつか 叱ったひとよ
             面影が遠ざかる日まで ひとりでいてほしい

             わがままな女だと いつか 叱ったひとよ
             面影が遠ざかる日まで ひとりでいてほしい

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


いやはやなんとも…。
ただ、桑名は、こんなたわけた詞を書きたくなるほど好きなまちだった。
名古屋っ子(当時)が愛車に乗り込み、気軽に行けた近畿方言圏のよそのまち。
暮れてゆく桑名のまちで、私は、“ひとり”ってことをほんの少しだけ知った。
“孤独”ではない、“ひとり”ってことを。
 


はい、やっぱ断捨離どころの騒ぎじゃなかったわけで。



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