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茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

ついでの人々

『苦髪楽爪』というのは、嘘である。
私を見よ、楽ばかりしているのに髪の伸び方がえらく早い。
そのため時々前髪のみ自分で切ったりするが、大抵微妙な仕上がりとなる。
幼時の伜の散髪にしろ、私がやると長さが揃わないってんで、おっさんが担当してくれていた。
つまり私ゃ、昔からそんな楽をもしていたわけだ、感無量冠二郎。

・・・・・・。
とにかく。
そろそろ夏らしく床屋さんでばっさり切って頂こうか、とGoogleで画像検索を試みた。
毎回、
「樋口可南子さん風でお願いします」
ばかりでもナンだし、良さげなショートスタイルの例を印刷して持参しようという腹だ。
まず、“剛力彩芽”と入力、忽ち、まあかいらしい、な画像がたくさん出てきた。
が、頭髪の状態がよくわかるものをあれこれ追っていくうち、何故か河口こうへいのむさい面が。
こんなところに紛れ込むとは一体どういう了見なのか。

ま、床屋さんの奥さんに二十歳の女の子が笑む紙を差し出し、
「この人風でお願いします」
などと口走るのも、ある意味一体どういう了見なのか的行動だわな。
河口の面を冷静に見つめ、中止した。

気を取り直し、鈴木蘭々のかつてのショートスタイルも結構好きだったな、と、新たに検索。
すると、今度は、アリキリ石井やら垣添(現・雷親方)やら螢雪次朗《※註》やら大和田獏やら、
関係ない人々の顔が続々。
邪魔くささに呆れつつ、はたと気付いた。
そう、鈴木蘭々とて今でこそ中年女性乍ら、当時の画像自体は若い女の子のままなのだ。
床屋さんで差し出す際の恥ずかしさは、彩芽嬢のそれと変わらん。

で。
モデルが男性なら、若者であってもちったぁお願いし易いだろう、と、いきなり変な方向へ。
ところが、要潤で検索すれば、タモリや野口五郎の『私鉄沿線』のレコードジャケットの画像が、
岡田准一はブラマヨの小杉や大泉洋や麻生副総理兼財務大臣が、福士蒼汰は古田新太が、
成宮寛貴に至っては竹内力まで現れる始末、つい間違って参考にしてしまったらどうしよう。
ただ、この平成の御代にアイパー&ポマードがっちりなオールバックを貫き通してきたという、
揺るぎない姿勢は敬服に値する。

結局、やはり、
「樋口可南子さん風でお願いします」
になりそうである、それだって十分恥ずかしいが。




《※註》 螢雪次朗 

名前だけではぴんと来なくとも、一目顔を見たなら、
螢雪次朗
「あーはいはい、この人か」
と、頷きませんか。
私は、こういう役者さんが大好きである。

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