茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

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22才

中学一年生の冬、確か土曜の午後。
ベストテン的な番組を放送していたラジオから“風”の『22才の別れ』が流れてきた。

22才の女性の独白てな形のこの曲、子どもの想像をかき立てる情景描写がなされていた。
一応は感じやすい年頃、初めて聴いたそのときはヒロインになりきって目をうるうるさせ、
「22才か…」
意味もなくふぅとため息なんかついちゃったりして…やれやれ。
ただ、22才とは、とてもオトナな年齢なのだと思った。

この曲がヒットし、日に何度も流れるようになったちょうどそのころ、私は13才に。
誕生日に買ってもらったフォークギターをかき鳴らし、歌った。
ま、セーハにぶつくさ言いつつ、おむすびピックでジャンジャカジャン、な他愛なさだったけどな。
そう。
当時は『明星』・『平凡』という芸能関係の月刊誌に立派なソングブックが付録となっていて、
楽譜付きでない曲でも
掲載の歌詞には逐一ルビのようにコードが振ってあったのだよ。
今考えると、めっさ太っ腹ってか、音楽・出版業界共々情熱&心意気を感じる。


さて。
気の短いババアはさっさと文をはしょるわけなんだが、時がさっさと過ぎるものだってのも事実。
『22才の別れ』に感傷的になったことなどいつしか忘れ、思い出すこともなく、22才となった。
ところが、誕生日を迎えて間もなく、『昨日、悲別で』というドラマにより、この曲はよみがえった。
エンディングテーマに使われたことで再び脚光を浴びたのだ。

22才の私があらためて『22才の別れ』を聴き、どう思ったか。
正直、むかついた。
           
【 わたしには 鏡に映ったあなたの姿を見つけられずに
           
   わたしの目の前にあった幸せに縋り付いてしまった   】
なんてこたあない、心身の平安をはかり、堅実な男を選んだだけである。
大体、好きな男がいながら、22才の若さでどうして他の男と結婚しようてな気になれるんだ?
双方に失礼だろうが。
なーにが、
           
【 あなたは あなたのままで変わらずにいて下さい そのままで 】
だよ、クソ厚かましい。
好きな男との五年の月日を自ら反故にし、去ってゆくくせに、でら勝手な言い草。
ウェディングドレスをまとえば、一転、初々しげな笑顔でしゃらり周囲の祝福を受けるんだぜ、
この手の女は。

いやはや、根性悪さ丸出しのガキっぽい感想ですな。
結論。
自身が22才になってみたら、22才なんてちっともオトナではなかったわけである。



いずれにせよ、むかーし昔のおはなしだわさ。
何しろ、今まさに我が子が22才の誕生日を迎えようとしているのだから。
とっぴんぱらりのぷう。

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