茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

ツンデレなしらたき

昔々、炊事に慣れぬ頃は、些細なことが気になったものである。
例えば、
【 食材は長さ・太さ・大きさを揃えて切れ 】
という鉄則。
わりと真面目に従っていた。
で、それを踏まえると、肉じゃが等に使うしらたきについて、ちといらいらした。

TVの料理番組では、必ず、
「しらたきは予め食べ易い長さに切って下茹でしておきます」
詳しい手順は示さず、さらり流す。
料理本にも写真のない文だけでそう書いてある。

ですが旦那、ありゃマロニーや素麺やスパみたいに端が揃ってるってなタマじゃありませんぜ。
水入りの袋の中で複雑に絡み合いながら浮かんでやがるんですぜ。
袋から出し、ザルの中で揉んで流水洗いした後、まな板に載せても、細長いカタマリを維持。
頑固にほぐれず、扱いにくいったらない。
「食べ易い長さって、何だろ?」
ちょっと考え込んだりして。

絹さやの筋やもやしのひげ根やこの時季が旬のホタルイカの目を一つずつ取る、ってのは、
「めんどくせー」
ブツクサ言いながらもちゃんとやる、出来上がりの味に影響を及ぼすしな。
だが、しらたきの場合、一本一本伸ばして並べてゆくなどという作業は、気が遠くなるどころか、
気が変になりそうだ。
「食べ易い長さって、7センチくらいかなあ…」
とか思いつつも、結局、そのまま適当に切っていくんだが、勿論、長さはてんでんバラバラ。

それでも、味には全く影響なし。
要するに、食べやすい長さ、なんてのは特に決まっておらず、
「口中でずるずるもそもそせんよう、一応切っとけよ」
ってだけのことに過ぎない。
以後、ずっと、しらたきは、てんでんバラバラで良し、と思い、気軽に用いている。

そ。
どうでもいいことはどうでもいいのである。
おさんどんてのは、やっぱ楽しくやるが吉、その気持こそ出来上がりの味に影響を及ぼすしの。

しらたきを“食べ易い長さに切り揃える”手順を公開する先生がいないのも、逆に楽しい。
とにかくいっぺんやってみ、な話。
できんでも別に困らんから、さらり流すのだ。

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コメント


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はじめまして

ある方からオススメブログとして紹介されていて、それからたびたび拝見させていただいております。のほほんとした空気感がたまらないです。ブログの更新楽しみにしております。

ぱのらま | URL | 2012-04-22(Sun)12:55 [編集]


ぱのらまさん

こんにちは、コメント、ありがとうございます。
しょうもないことばかり綴っている日記、大変お恥ずかしゅうございます(笑)。

きすけ | URL | 2012-04-22(Sun)19:33 [編集]