茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

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大きなひとこと

ちくちく縫い物をしていたら、丑三つ時に。
おっさんが不在だとついこれだ。
一つのことに集中しだしたら止まらん、今朝は肩が凝り凝りであった。

集中と言えば。
かつて、伜は、めっさ落ち着きなくおっちょこちょいな子どもだった。
幼稚園の三年間はもとより、小一から小三まで担任の先生がずっと女性だったせいもあり、
家庭訪問や個別面談での細かな御指摘・御要望に、ひたすら頭を下げてばかり。
勿論、先生方は当たり前のことをおっしゃっただけだ。
一応、同じ女性なので、気になりどころというか、欠点の見なしどころが似た傾向にあるし、
先生方のお気持ちはよくわかる。
伜自身、どの先生に対しても嫌な印象は皆無で、とてもなついていた。
むしろ、私のため息をよそに、
「男ぼうずなんか、そんなもんや」
と、のんきに構えているおっさんがうっすら恨めしく思えたときも。

小四で、初めて男性の先生が担任となった。
笑うのも叱るのも豪快、さっぱりとした面白い方だ。

春の家庭訪問の際。
毎度のことゆえこちらから、
「落ち着きのない子で申し訳ございません。
 
もう少し集中力を身に着けさせなければと思ってはいるのですが…」
どんよりと切り出した。
だが、先生は、
「いや、遊ぶときのこの子の集中力ときたら、凄いもんです」
ひとこと、そうおっしゃった。
あとは何故か普通の世間話になり、にこにこ笑ってお帰りになった。

「いや、遊ぶときのこの子の集中力ときたら、凄いもんです」
そういう捉えかたもあるのか…。
考えてみれば、遊びだけでなく、読書や武士の絵を書くなど、好きなことをしているときの伜は、
確かにものも言わぬ。
集中力自体はちゃんと持っていたのだ。

以後も、相変わらず小うるさい母親ではあったが、頭を抱えて悩む、という場面は激減した。

たったひとことの、その大きさを、今でもしみじみと思う。

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