茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

どんだけぶりかしらん、なドライブ

金曜夜、おっさんが言う。
「明日はちょっと遠出すんでー」
何でもGWに伊勢へ田植えに行った際、友人から美味しい川魚料理店を教えて貰ったそうで、
「あんた、ずーっとどこへも出かけてへんかったもんなあ。
 悪い悪いて思うとったんやけど、なかなか都合が合わへんかったよって」
既に予約の電話を入れたとのこと。
いやいや、申し訳ないのはしょっちゅうへなへな寝込むこっちのほうでごぜえますだよ。
このひとにはほんとビンボくじ引かせちゃったな…えらく気が咎める。

と、しおらしげなふりをし乍らも、腹のどっかではぺろり舌を出してるようなところのあるクソ婆、
うきうき手抜きメイクをし、朝もはよからクルマに乗り込む。
目的地は奥伊勢、三重と奈良の県境に近い山の中だ。
途中少し迷ったが、鮮やかな新緑を眺め、こっちやろか、あれまあ、やっぱり間違っとるわー、
などとげらげら引き返したりするのもそれはそれでまた愉しい。

何とか正午前に到着。
おいしいお店 
生簀 

ここは、あまご料理を頂けるお店である。
鮎や岩魚の味は知っているが、あまごは未食。
とても感じのいい、あたたかな笑顔のお母さんが、離れの素朴な個室に案内して下さった。
個室から見た新緑 
同その2
本当に静かな山の中に在り、まずは空気そのものが美味しく感じられる。
すぐそばを流れる清い川のせせらぎも心地良い。

人目が気になる小心者なのでこれまで外食の料理写真って撮ったことはなかったのだが、
ここなら遠慮なくカメラを向けることができる。
たまには奮発して@,200円のコースで。

初めにあまごの甘露煮と季節の山野菜の煮物が運ばれて来た。
あまご甘露煮&季節の山野菜煮物
甘露煮は実に柔らかく、頭からしっぽまで丸ごと食べられる。
くどさのない味付けに感動。
煮物も滋味豊かないいお味。

串を打たれたあまご。
赤い斑点がなまめかしい、きれいな魚だ。
あまご塩焼き
自分たちでじっくり焼くわけなのだが、まだぴちぴちと動いている。
それでも、当然、
「きゃー、かわいそう」
などとはぜってー言わん。
人間は、他の生命を頂戴することでしか生きてゆけないのである。

ドライバーさまはノンアルコールビールなのに…
地酒
ずいぶんな厚かましさですな。
しかも、この後、
「せっかくやでもう一本いっとけ」
ですと。
大変素直な性格ゆえ、しゃらりお言葉に甘えましたがね。

あまごの唐揚げ。
あまご唐揚げ
あっさりとした塩味で、これも丸ごとさくさく食べられる。
美味しいよぅー。

あまごのお造り。
あまごお刺身
絶品。
臭みなんか微塵もない。
生魚をこんなに美味しく頂いたのは初めてかもしれない、と思ったくらい。

さて、先ほどの串が香ばしく焼けましたがな。
あまご塩焼き2
うーん!
あまご凄いよあまご。
そりゃ、お酒のおかわりもいるわさ()

おっさんとおばはんが他愛ないおしゃべりをしつつのんびり。
時折、かいらしい鶯の声も混じる。
ああ、贅沢な時間だ…。

ゆるゆる過ごした後、あまごの炊き込み御飯他が運ばれた。
〆のあまご炊き込みご飯&お吸い物&自家製お漬物
このお店は全般に上品な味付けで、好みにどストライクである。
大盤振る舞い
お櫃にどーんと二合半ほどもあったろうか。
食べ切れぬ分は包んで下さった。
デザート
デザートが甘いお菓子でないのも私にはうれしい。
満腹満腹至福、御馳走さまでございました。



にこにこお店を後にし、ゆかしい神社に参拝。
川上山若宮八幡神社。
川上山若宮八幡宮 
由緒 
御手洗場
伊勢国の神社は、川をそのまま御手洗場にしているところも結構多い。

相変わらずどこでも節操なくごちゃごちゃ願い事をしてくる図々しい奴。
おまけに、どっこいしょ、と、厳かな雰囲気を破壊。
参拝後の婆(笑) 
ジブン写真をup、殆ど嫌がらせに近い行為ですな()
しかし、五十前で杖を持ち歩く、ってのも情けない。
調子が良くなったらちったあ足腰を鍛えねば。

近くの道の駅へと立ち寄り、椎茸やら大根やらゆず果汁の小瓶やらを購入。
近くの道の駅
そして、行き同様、冗談を言い合いつつ、家路につく。


とにもかくにも、ほんっとこころはずむ一日だったなあ。
おっさん、まことにおおきにさんでした。

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