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茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

ハムと大根と私

午前、某所よりお歳暮が届けられた。
ハムのギフトセットだ。
「うわー」
折角の贈り物だというのに失礼極まりないが、思わず焦りの声を上げてしまった。
何故なら、先週末、別の方から全く同じギフトセットを頂いていたのである。

また。
伊勢に行っていたおっさんも、昨夜、ダンボール箱を抱えて帰宅。
中身は、義母が丹精した大根、形こそ良くないけれど無農薬だし美味しい。
ただ、スーパーの大根よりずいぶん小ぶりとは言え、二人暮らしの家庭へ十本とは…。
まだ葱も半分強ありますがな。
まあ、そっちは説明書通りにしてみたら味も落ちず本当に長く保ちそうな様子で安心したが。

ハムと大根。
よそのお宅にお福分けって手を使えばいいのかもしれない。
だが、そうすると後で必ず何らかのお返しが来るため、かえって心苦しい。
独身時代の友人関係とは異なり、主婦のお付き合いというのは妙な気遣いが入り込む。
当方にしてみりゃ元々頂き物だし、
「どうかお手伝い下さい」
なつもりでも、物を差し上げたばかりに気持ちの負担まで差し上げてしまうときもある。
結局、お返しなんぞという虚礼を招くような話になるのだ。

いや、やっぱり違うな。
上記はお福分けひとつにも躊躇しちまう自分のしょうもなさに対するただの言い訳だ。
実際、私が人さまと柔軟な関係を結べていないだけのことではないか、要は。
人さまに気遣いが必要だと思わせているのは、他ならぬ私自身であろう。

大体、数少ない友人でさえ皆、
「初めはどこかつーんとした人だと思った」
と、口を揃える。
クールビューティーならではの悲哀。
顔が見えぬのをよいことに言いたい放題ですな。
そりゃ友人も少ねえわ。

ともかく。
今夜は菜飯とハムステーキとふろふきとしらすおろしと千六本のお味噌汁にした。
柚子大根も漬け込み中。
こうなったら全部きっちり消費するぞ、と、葱のとき同様、少しばかり意気込んでみる。
第一、家計的にも大助かりだ。

そう、私は、ハムと大根の因業な長者なのである。

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