茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

洗濯機

朝。
まずは衣類を洗い終え、さて、次はマット類だ、と、お気楽にスタートスイッチを押したんだが、
ついさっきまで頼もしく応えてくれていた洗濯機が、突然、うんともすんとも動かなくなった。
「おい、だいじょうぶか、いったいどうしてしまったんだ?」
すっかり狼狽し、その肩を揺さぶっても(えっと、あくまでも心理描写ね、婆の力じゃ揺れん)
やっぱり応答無し。

そうだなあ、君がうちに来てくれてから、もう十数年経ってたんだ。
確かにまあここ数日、稼働音が大きくなってきたような気はしていたんだけれど…。

使用年数を考えれば、購入した大型家電量販店に問い合わせても相手にはされぬであろう。
だが、毎日毎日文句も言わず私を助けてくれたその年数を思うと、愛着ばかりが増す。
ダメモトで、直接、メーカーのサービスさんのほうへ相談してみた。

当方からよそさまへかける電話じたい久しぶりなんで、結構ドキドキ、説明もしどろもどろ。
どんだけ対人スキル低下してんだよ、おまえ、と、自身にツッコミを入れたわ、まじで。
「のちほど担当の者から御連絡差し上げます」
という、受付の女性の優しく柔らかな声が、天女の琵琶の音のように聞こえたことであるよ。
んで、担当の方から、訪問時間の約束はできぬが、明日中、あら、もう今日か、に来て下さる、
と、御連絡頂いたんだが…。

もし、修理の費用が高かったならば、私は君をほかして、新しい洗濯機を買うんだろうな。
うん、愛着だの何だの言うても、きっとそうすると思う。

だったら、わざわざ君への思いなど述べんかてええのに。
私って、“世間”ってやつの代表者なんかもしれんな。
ごめん。

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コメント


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母曰く、「毎朝、愛情を込めて声掛けする。」と寿命まで働いてくれるらしい。
因みに、実家の洗濯機は「タッキー君」と呼ばれています。

小唄 | URL | 2010-10-07(Thu)15:19 [編集]


小唄さん

小唄さんのお母様って、すごく可愛らしい方ですね。
せんたっきの“タッキー君”ですか、何とも素敵ですわー、そういうお気持ち。
私も“せんた君”とかって呼び掛ければよかったなあ…ひとつ間違えれば角が生えてきそうな名前だけど。

結局、操作パネルをそっくり交換せねばならず、部品の残っている工場がもうないであろうから、申し訳ないがあきらめてほしい、とのことでした。
ただ、今朝までは全く動かなかったのに、午後になってサービスの方が何度か操作した際、五回に一回の割で動いてくれたんですよ。
根気よくボタンを押し、今日の分は先ほどめでたく洗濯できました。

いずれにしても時間の問題で買い替えは必至、でも、せめて残り僅かなこのときには“せんた君”って呼びながらピカピカに磨いてあげようと思います。

いいお話、ありがとうございました。

きすけ | URL | 2010-10-07(Thu)17:07 [編集]