茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

月光

昨日はまた猛暑が舞い戻って来やがり、
「今年の流行語大賞は、も、さっさと
  『暑い!!』
 に決めとけ。
 こんだけ全国各地で老若男女を問わず発せられた言葉もないやろ」
一人ブツブツ。
日没後もどんより蒸す上ずっと雷鳴が聞こえ、中秋の名月を拝むのも諦めていた。

が。
そろそろ寝よか、とリビングを消灯し、ふと窓に目をやれば、カーテンの隙間から一条の光が。
急いでベランダへ出てみた。
お月さまが僅かな雲間に澄んだ全貌を覗かせている。

陳腐に過ぎる台詞ながら、神々しいまでの光だった。
一瞬、息が止まりそうになった。

たった五分ほどで雲に遮られ見えなくなってしまったが、きよらな幸福感を与えられた。
胸がいっぱいになった。

やっすい小人の長所を無理に挙げるならば、いとも簡単に救われちゃったりするところである。

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