茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

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小・中・高と同じ学校だった名古屋の友から電話があった。
ずっと以前の記事で『ちりとてちん』の草原兄さんに例えた彼。
家業を継いで手堅く暖簾を守っている。

「おい、○っちゃん、さっきおふくろさんが店に来てくれて、聞いたぞ。
 なんか大変だったんだとなあ。
 調子はいいのか?」
「うん、もう全然大丈夫になったよー、ありがと」
「だったらいいけど、気をつけろよー」
「ごめんねー、母親が余計なこと言って」
「いやいや、元気そうな声で安心した」

○っちゃん、という懐かしい呼び方にも、相変わらずの温かさにもひどくじーんと来てしまい、
十代に戻ったようなおかしな気分になって、電話を切る寸前には、つい、涙声。


中学生の頃、クラスで幅を利かせていた男子と大喧嘩をし、皆にハブられたことがある。
「あいつとは口をきくな」
というお達しが出たせいだ。
勿論、陰ではちゃんと話してくれる子のほうが多かったものの、針の筵状態。
平気な顔をしてはみせても内心じゃ辛かった。

そんなとき、ただ一人、態度を変えなかったのも彼だった。
「こんなこと、そうは続かん、気にするな」
あれこれ励ましてくれたし、当の男子に対して、
「ねちねちやーらしーことせんとけ」
きっぱりと意見した。

私に優しいということは誰にでも優しいということで、彼の悪口を言う人間は全くいなかったし、
皆から信頼されていた。
結局、一週間か十日ほどで元に戻ったが、あのときも涙声で礼を言った。


非常に友の少ない私だが、いくつになろうと昔のままに接してくれる彼のような人がいる限り、
友情の中身の濃さは自慢してもいいよな、と思う。

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