茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

甘えん婆

師走の手術で脳動脈瘤にコイルを詰めたわけだが、それが外れるとまた厄介な事になるんで、
定期的に検査・診察を受けている。
脳外科とは生涯の腐れ縁になるにせよ、通院の間隔が徐々に延びてきており、うれしい。

ただ、コイルが外れると云々…って、どこか『落石注意』みたいな話ではある。
あの標識を見かける度に、
「そんな注意なんか石サイドにこそ強く呼び掛けてくれっ」
と呟いちゃう私は、はい、何にでもツッコミを入れたいだけの単なるお調子者でございますよ。

それよか。
現在は、貧血がうざい。
先日、運転免許の更新のため、通常片道徒歩二十数分の警察署へ。
足慣らしにちょうどいい距離だし、たらたらとゆっくり歩いたのだが、にも関わらず、へばった。

ま、何らかの事情で体力が低下すると、それより三拍程遅れて貧血の症状が表れるのも常、
はー、相変わらず情けねえワ、などと落ち込みつつ、かかりつけの医院で点滴をして頂き、
「いったいいつになったら独りであっちゃこっちゃ出歩けるんかしらん…」
おっさんと同い年の先生に些か甘ったれたことをぼやいたら、
「変に焦って感染症拾ってもあかんやんか。
 もうしばらくはおとなしぃしとこに。
 これかてほんまにシャキシャキ元気になるための我慢なんやでな」
二十年近くお世話になっているだけあって“よしよし”口調でおっしゃる。

ほんのり恥ずかしさを覚える一方、
「両津勘吉の眉間の如く世間の狭い私だが、出会いってもんには実に恵まれておるなあ」
しみじみそう感じた。

それに、トシをとると、このようなやさしみを向けられること自体、おそろしく貴重になってくる。
ありがたやありがたや…だ…じゃらじゃら(←数珠を揉む音)。

 

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