昨日、最終説明があり、開頭ではなくコイル栓塞でいくことにした。
再発率を考えると一般的には開頭クリッピングが確実なのだが、私の場合は一寸まずい。
ひとことで言えば、できどころが悪い、のである。
眼動脈と脳動脈が枝分かれするところ、しかも頭蓋骨のすぐ陰に位置しているらしく、
切開後、骨にドリルで穴を開ける際の熱によっても破裂しやすいわけで、そうなったときには、
頚部を開けて止血せねばならずなかなか危険だし、それとは別に右目失明の恐れもあり、
意外と難しい手術なんだそう。
ただ、コイル栓塞にしても万一失敗となれば開頭に切り替わるし、また、何年か後に再発し、
結局は開頭しなきゃならなくなるかもしれないが、
「初めからリスクの高いほうを選ばんでも」
という、おとんや伜の強い反対もあり、こう決めた。
うまくいけばそれに越したことはないからな。
いずれにしてもやってみなきゃわからん話なんで、んじゃ、やってみましょか、ってとこである。
コイル栓塞のほうが身体への負担も少ないんで、経過さえ良ければ家で年越しできそうだ。
伜には入院の直前に話すつもりだったのだが、
「離れて暮らしとるからこそきちんと説明したらなあかんし、意見も求めなあかん」
というおとんの言により、日曜日、会いに行ってきた。
話をするうちに、
「なんなんや、それ…」
と、半ベソかいたような声を出すので吃驚。
いくらお騒がせな迷惑ばばあでも、母親は母親なんだろうか…すまんの。
けど、久々に会えてうれしかった。
親馬鹿ちゃんりんだが、少し見ない間にえらく男前になったような気がした。
それにしても、全く気弱になりもせず、へらへらしているのが我ながら笑える。
私ゃ無能で、イキイキと輝く素敵な奥様じゃない代わりに、真っ暗に落ち込みもしないのである。
常に40Wくらいの人間、昔の便所の電球みたいなもんだな。
再発率を考えると一般的には開頭クリッピングが確実なのだが、私の場合は一寸まずい。
ひとことで言えば、できどころが悪い、のである。
眼動脈と脳動脈が枝分かれするところ、しかも頭蓋骨のすぐ陰に位置しているらしく、
切開後、骨にドリルで穴を開ける際の熱によっても破裂しやすいわけで、そうなったときには、
頚部を開けて止血せねばならずなかなか危険だし、それとは別に右目失明の恐れもあり、
意外と難しい手術なんだそう。
ただ、コイル栓塞にしても万一失敗となれば開頭に切り替わるし、また、何年か後に再発し、
結局は開頭しなきゃならなくなるかもしれないが、
「初めからリスクの高いほうを選ばんでも」
という、おとんや伜の強い反対もあり、こう決めた。
うまくいけばそれに越したことはないからな。
いずれにしてもやってみなきゃわからん話なんで、んじゃ、やってみましょか、ってとこである。
コイル栓塞のほうが身体への負担も少ないんで、経過さえ良ければ家で年越しできそうだ。
伜には入院の直前に話すつもりだったのだが、
「離れて暮らしとるからこそきちんと説明したらなあかんし、意見も求めなあかん」
というおとんの言により、日曜日、会いに行ってきた。
話をするうちに、
「なんなんや、それ…」
と、半ベソかいたような声を出すので吃驚。
いくらお騒がせな迷惑ばばあでも、母親は母親なんだろうか…すまんの。
けど、久々に会えてうれしかった。
親馬鹿ちゃんりんだが、少し見ない間にえらく男前になったような気がした。
それにしても、全く気弱になりもせず、へらへらしているのが我ながら笑える。
私ゃ無能で、イキイキと輝く素敵な奥様じゃない代わりに、真っ暗に落ち込みもしないのである。
常に40Wくらいの人間、昔の便所の電球みたいなもんだな。
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