茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

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わかり合うということ

スーパーで顔見知りの主婦にばったり会うと、
「毎日献立考えるのも結構大変やねー」
「ほんまやねー」
そんなことを言い合ったりする。
殆ど挨拶代りみたいな言葉であり、
「じゃねー」
「はあい、またねー」
と、にこにこ別れる。

もう十年近くも前のことだが、ある人に同じ状況で、
「毎日献立考えるのも結構大変やねー」
と言ったら、
「それが主婦の仕事でしょ、何たらかんたらああだこうだ…」
くどくどと説教されて困ったことがある。

また、だんなさまと共に商店を切り盛りしている知人は、布団乾燥機を買ったと言ったら、
「お日さまの匂いがしない布団なんて、何たらかんたらああだこうだ…」
やっぱり彼女からくどくどと説教されたそうだ。

彼女の言っていることは、ひとつの意見として見れば間違っていない。
ただ、なぜ説教に走ってわからせようとするのかと不思議に思った。
主婦の仕事
だとわかっているからこそ現にこうしてスーパーで買い物してるんだし、
大変やねー、の一言は、同じ主婦どうし相手の労をささやかにねぎらい合う言葉なのだ。
日が暮れるまでお店で働く知人は、それでも家族がふかふかした布団で寝られるよう、
家に帰ったら急いで重たい布団を広げ、乾燥機のスイッチを入れるのだ。
何もわかっていないのはあなたではないか。

彼女は、子どもらを守る為の署名集めに駆け回るPTA役員にプライバシーの侵害と嘆き、
地域の行事を盛り上げようと朝も暗いうちからおでんの仕込みをした子ども会役員に、
世の中には卵アレルギーの子どもがたくさんいるのにどうして卵をタネに入れた、と怒り、
次第にしょっちゅう小学校へ出向いてはあれやこれや要望を訴えるようになり、 結局、
「こんな田舎で何を言っても通じない」
と、あちこちへ捨て台詞的な電話をかけまくってこの地を去った。

彼女の竜巻に呑み込まれ、ノイローゼ状態になったいっときがある。
正直、二度と会いたくない、顔を見たら脳貧血を起こすかもしれない相手だ。
だが、彼女は、他にわからせたいとだけ思う人が他とわかり合える日はないということを、
きっちり私に教えていった。

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