FC2ブログ

茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

左のお乳よ、すまぬ

術式が決まった。
左乳房全摘出。
造影MRIの結果を見る限りでは、リンパ節への転移は大丈夫そうとのことだが、
こればっかりはセンチネルリンパやら実際に手術やらしてみないとわからないため、
今の時点では何とも言えん。

通常、手術まで1~2か月待つのが当たり前である。
なのに、ちょうどお盆の時期の手術日程が一日だけポッカリ空いていたので、即決。
おっさんにも会社を休んでもらわず済むわけで、好都合である。

主治医の優しいクマさん先生は大変に丁寧な説明をして下さり、
「女性としては色々悩まれるでしょうから、そんなに早く決断しなくてもいいんですよ。
セカンドオピニオンに相談される方も沢山いらっしゃいます」
穏やかにおっしゃったが、私はまず、一緒に説明を聞きに来てくれたおっさんへ
「こちらでお世話になりましょう、何の不安もないし」
と言い、おっさんも
「そいでええんやな? わかった。
決めるのは本人です、先生、どうぞよろしくお願い致します」
ってな風に話はさっさとまとまった。

先生は乳房再建のことにも触れたが、もうこの歳である。
「無しでいきます」
はっきり答えた。
小さな物から大きな物まで(ヤンマーかい)、あちこちメスを入れてきたのだ、この身体は。
今さら整容だけのために余分なことなどしたくない。
第一、それは、私の生まれ持った乳房ではない。



未熟児だった伜のため、過剰なほどフルに活躍してくれたねえ。
おかげでミルクを買うことはなかった。
左のお乳よ、ほんとうにほんとうにありがとう。
そして、すまぬ。





http://kisuke234.blog102.fc2.com/blog-entry-406.html

PageTop

ここんとこエアコンつけっぱなし状態のせいか、眠りが浅い。
勿論、エアコン側にしてみれば、クッソ暑い中連日懸命に稼働してくれておるわけで、
有難いことこの上ないが、心地良さにおいては自然の涼風に勝るもんはないしの。


眠りが浅いと、よく夢を見る。
大抵は、子供の頃・若い頃の失敗に基づいた
「うわぁー、どうしようー」
なやつ。
プールで溺れかけたりとか、数学や物理で赤点取ったりとか。


だが、今朝方見た夢はちょっと違っていた。
私は大昔の相棒、スズキの小刀に乗り、酷道(国道)425を走っていた。
何故だろ
「よっしゃー」
とか叫んでいた気がする、てか、その自分の声で目ぇ覚めたんちゃうか(笑)。

懐かしい吊り橋、山奥独特の湿った森のにおい。
はっきり見、はっきり感じる不思議な夢だった。

PageTop

夏休み

【 ひまわり 夕立 蝉の声 】
とは吉田拓郎の『夏休み』だが。

皆、警戒しているのだろう、無気味なほど子供たちの声が聞こえない。
蝉の声のみ、ただただ耳に響いてくる夏休み。

今夏の猛暑が特別おかしいだけなのだと思いたい。

PageTop

続・変な感じ

今日は胸の造影MRIに行って来た。
定期検査で慣れっこになった頭部の単純MRIと違い、乳腺の場合うつ伏せ状態、
しかも後半には造影剤を静注したりと些か勝手が違う。
痛くも何ともないのに息苦しく変な感じで、終わった後しばらくぐったり。
技師さんが大変優しい方だっただけに申し訳なかった。

MRIは金気厳禁、ネイルアートやラメ入りのアイシャドウ、マスカラも駄目らしい。
私ゃ病院にはいつもすっぴんで行くし、大体普段から上記のようなお洒落心など皆無。
検査前のチェックでも見ればわかるんでささっと過ぎたが、
「あのぅ、刺青はなさってませんよね」
念には念を、で問われたときには、
「はい」
答えながらついぷっと噴いてしまった。

PageTop

嘉風

勝った。

なんやわからへんけど、涙がぽろぽろぽろぽろこぼれてきた。

PageTop

変な感じ

先日、乳癌確定となったわけなんだが。

めっさ変な感じなのである。
今までいろんな病に罹ってきた。
けれど、自分の手で触ることのできる腫瘍には遭遇したことがない。
しかも、それが悪性とかさぁ。


今夜もお風呂で問題のしこりに触れながら

「あんたが悪いやつなん?」
つい話しかけたりして。


暑さで食欲も減っているが、体力付けるために食べないとな。

「私はしっかり栄養摂るけど、あんたは大きくなったらあかんよ」
一応そう言っておいた()


PageTop

うーん

嘉風、さすがにもう限界なんだろうか。

ずいぶん前から左目も見えていない状況だったし。

大好きなお相撲さんが引退してしまうのって辛いな。


PageTop

やっぱりか

はい、悪性でございました。

「いいお話じゃなくてすみません」

先生は開口一番前回までの柔和な笑顔を消してそうおっしゃった。
が、私はたぶん終始顔色一つ変えず平然と説明に聞き入っていたと思う。
しこりに気付いたときから何となくそんな気がしていたせいかな。

これからMRI等もっと精密な検査を受けた後、術式や治療方針が決まる。
なるようにしかならんが、なるようにはなるであろう。

PageTop

さくらごはん

先日、給食にも出て静岡の人にはお馴染みだというさくらごはんというのを炊いてみた。

いや、実際に炊いてくれるのは炊飯器なんだが()

実にシンプルでさっぱりしてうれしいごはんだった。
冷めたのも十分美味しいし、このクソ暑な時季のお弁当にも適しているんじゃないかな。

どこで参考にしたか忘れちゃったけど、鉛筆書きのメモがあるので残しておこう。

 



さくらごはん


お米 1合

酒 大さじ1弱 

みりん 小さじ1

醤油 大さじ1

 

お米を研いで、時間があれば30分くらいザルに上げた後、炊飯器のお釜に入れる。

まず酒・みりん、次に全体に回しかけるように醤油を加える。

水を注ぎ、全体を軽く混ぜて平らになるようならしてスイッチオン。

炊き上がったら上下を返して蒸らす。

 

食すときにごまを振っても美味しいです。
梅干しも合いました。


主張は強くないけど美味しくて周りを引き立てる、とてもすてきなさくらごはんでした。

PageTop

めんどくさいもん

先月下旬。

お風呂で麦の唄など口ずさみながら身体を洗っていたら

「ん?」

手が止まった。
ガリ婆の小さくしぼんだ左お乳にコツンと何かが当たる。
湯気で曇る鏡を拭いてじっと見たらその脇に変なへこみもある。

「あ、こりゃちょっとあかんやつかもしれんな」

何となくそう思ったので、翌日、いつもかかっている市立病院へ行った。
昨今は紹介状無しでは診てくれはらん科も多いが、外科はまだ飛び込み可だ。
一口に外科と言っても診療範囲が幅広いのでかなり待たされるし、初診料は痛いものの、
そこんとこはまあしょうがない。

やはりえらく混んでいてかなりどころではなく待った。
が、その日は常よりさらに混んでいたらしく、別の曜日担当の先生も応援に駆けつけて、
無事診察に至る。
私を診てくれはったその応援の先生は、ちょうどうちの甥と同じくらいな年齢の方やろか。
口調も表情も物柔らかで温かい。
失礼ながら、お若くて優しいクマさんってな印象を受けてしまった(笑)。

大きな病院ってのは、生死を分ける病状の人優先なのが当然、今日は触診して終わり、
後日検査やろな、と思っていた。

が、触診後、

「きすけさん、今日お時間ありますか?」

温かな口調も表情も崩さすそう訊かはるんで、お時間たっぷりで働きの無いクソ婆は、

「はい」

と即答()

「またすごく待って頂くことになりますけど、今日中にマンモとエコー検査だけしますね」
「はい」
「私の診察は四日後なので、そのときいらして下さいね」
優しいクマさんの笑顔でおっしゃる()

「はい、よろしくお願い致します」

内心、びっくりした。
我が市にもわりと評判のいい乳腺外科のクリニックがあって、初めはそっちに行こうかな、

などと思っていたんだが、まずは検査までの予約を取るのが大変らしい。
飛び込みなのに、来たその日に検査って、すげーな、と思った。

お腹空いたけど()、持ってきた本を読んで暇を潰しつつ検査を受けて帰った。
マンモは痛いと聞いていたが、これまで別件であちこち鬱陶しい検査を受けてきたためか、

何とも思わなかった。


で、四日後。

やっぱり優しいクマさんな先生が検査画像を説明してくれはった。

「悪性の可能性があります」

ま、そやろな、と思った。
マンモの画像は後からしかわからないが、エコーは先回受けた際、しっかり見ていた。

エヘン虫みたいなイガイガしたのんが黒く映っていたんで、

「あ、こりゃちょっとあかんやつかもしれんな」

最初この掌に感じたことを反芻しているような感じ。


先生はこの日もまた同じことを訊かはった。

「きすけさん、今日お時間ありますか?」

「はい」

「また待って頂かなきゃいけませんが、吸引組織診をしようと思います」

私は、この日も、内心、びっくりした。
(
えっ、当日でもやるんかい)

「局所麻酔を使いますので、申し訳ありませんが同意書が」

「はい」
も、すっかり慣れてるんで、すぐに署名した。

検査と言っても手術扱いなんやねえ、呼ばれたとこも簡易ながら手術室やったし。
けどさ、やってもらえるもんならさっさとやってもうたほうがええわ。

先生に優しく声をかけてもうても、結構痛ぇなあ、とは思ったが、我慢できぬ程じゃない。

第一、その日のうちに行動して頂けるって、有難い。
ガーゼと絆創膏と包帯をぐるぐる巻き状態で家に帰った。

特に何ということもなかった。
ただ麻酔が切れた後は痛くて一寸出血もあったんで、おっさんには外食してもらった。


結果はこれから二週間後らしい。
長いなあとは思うけど、優しいクマさんな先生なんで、白黒灰いずれにしても大丈夫、
何とかやっていけると感じている。


 

私は生来めんどくさいことが嫌いなんだと自覚していたが、今回もやはりそうだった()

雨続きで鬱陶しいけど晴れたらまたK川で散歩しようと思う。

PageTop