茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

ロールナントカ

夕方。
蒸し茹でしたレタスで玉葱や半端に残った野菜のみじん切りが混ぜ込んである肉種を包み、
中華鶏がらスープの素+少量のオイスターソースベースで煮込みながら、ふと思った。
「うちのおかずは、どうも物を包んだり巻いたりするのんが多いみたいやなあ」

上記は、何のこたあない、単にロールキャペツのレタス版。
いくらか淡泊な味に仕上がるし、独特のしゃりっとした歯ざわりもさわやかで、夏場には合う。
また、冬場はぐっと滋味を増す白菜でも拵えるが、この場合ベースをおでん出汁風にすると、
おっさんのウケが良い。
季節感だけでなく、両者キャベツよりすんなりきれいに葉をはがせる点も魅力だ。

が、キャベツは、依然ロール葉物界のキングである。
コンソメ・トマト・デミグラス・クリーム他の洋、中、和(時には隠し味に白味噌を使ったりする)
ベースを何に変えてもしっくり馴染むからだ。

時折少し距離のある無人販売所に、直径40cm程もあろうかという巨大なお化けキャベツが、
ごろごろ無造作に置かれていたりするのだが(それもあんた、たったの100円ですぜ100円!)
帰る途中で椅子代わりになってしまいそうな重さゆえ、いつも見送り。
こっちが、
「恨めしや」
と、指をくわえ、通り過ぎるのであった。

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年齢

今朝。
いつものように《ニュース》→《梅ちゃん先生》という流れで、
「雨だし、後でささっと乾モップかけるだけでいっか」
そのまま《あさイチ》へ。
NHKらしくないとの批判も聞かれる番組だが、料理や収納、また、それこそ掃除のコツなど、
家事に役立つ豆知識をメモしたことも多い。

今日は『美容医療最前線』という特集。
最先端の特殊なキカイを有する特殊なクリニックにて、しわ・たるみ・しみ等お肌の悩みを改善、
てな例を取り挙げていた。
中には私と同年代の人もいてはる。

笑った。
「この期に及んで何をじたばたしているのか」
と。
そりゃ、年齢より若く見られるに越したことはない。
だが、施術後の写真を見ても、やはりその年齢なりの顔。
『しわ・たるみ・しみが改善されたその年齢なりの顔』なのである。

美魔女なる人々がいる。
わー、きれいー、と、素直に思う。
それでも、彼女たちとて、その年齢を隠すことはできない。
ゆえに、わざわざ“魔女”などというおかしな言葉をくっつけられる。


だからと言って、堂々と手入れをさぼっている私みたいな開き直り婆もどうかとは思うけどさ。

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♪ 気分なのぉ~ 気分が大事

などとそれこそ気分でタイトルをつけてみたが、はたしてポピーズを知る人がいるのか、だわな。

ともかく。
結婚して二十数年、相変わらず給料日前というのは少々心細い。
これは勿論、何の稼ぎもないきすけたんのせいだお…と、非常にきもきもしく恐縮してみました。
なに、今さらしおらしく陰気になったところでしゃあねぇわ、かえって余計に“どの面…”なだけだ。

重ねてともかく。
現在まさに給料日前なわけで、例えば通院一件にも財布の持ち合わせが気になったりする。
急な検査や処置で思いがけず費用がかさみ、ヒヤリ、てなこともあったしの。

で、数年前より緊急時用として財布のカード入れのほうにしのばせてきたのが↓。
一億円札
一億円札だぜyey!

貴重な万札をちまちまと折りたたむ姿は、実にビンボ臭かったろうが、そこはそれ、
【 ♪ 気分なのぉ~ 気分が大事 】
うむ。
こういう無駄なハッタリをもしのばせるのが、ヒトのサガというものである。

…かどうかは、知らん。
が、いざ遣わねばならぬ、ってときに笑えた憶えもあったから、やっぱりそこはそれ、
【 ♪ 気分なのぉ~ 気分が大事 】
で済ましとこ、とは思う。

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今日もどこかで

月曜の昼下がり。
ベランダへ出たら、美味しそうなカレーの匂いが。
たぶんお隣だ。

「そう言えば、カレーってしばらく御無沙汰だったな」
ってんで、翌火曜には、私も午前中よりことこと。
そんなところへ一階の親しい奥さんがピンポン、新玉葱をお裾分けして下さり、
「きすけさんち、今夜はカレーなんだー」
おどけた様子で鼻をひくひくさせる。

そのまた翌日の水曜。
病院へ行く際、彼女の部屋の前を通ると、半分開けた窓からやはりカレーの匂いが漂い、
そして昨日は、何階に住まうのか、表で遊ぶ子どもの声が聞こえてきた。
「晩ごはんはカレーやぁ」

毎日どこかでカレーの匂いがするマンション。
何だかくすりと心温まる感染である。

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入院バッグ

今回のように緊急でもない手術で予め入院日がわかっていた場合は、準備期間がある分、
当ブログにて要らんことをぼやくなど気を紛らしたりもでき、やたらのんき。
入院生活にしろ、少しも暗くならず過ごせた。
おっさんは勿論、先生や看護師さんはじめ病院で出会った全ての方。
そして、御当人は御存知ないままであろうけれど、いつもいつも力を下さっている方。
皆々様に感謝、である。

だが、振り返ればここんとこ、胸痛・腹痛他何らかの症状→受診→即日or翌日入院という、
予期せぬ事態も度々だったわけで、結果的には手術に至らずとも傍迷惑な話になっちまい、
さほど長くもなかったくせに、ちょっとばかり苦い思いを味わったことも。
実際がとこ、そっちの方がおっさんにかかる負担大だし、自身の落ち込み度も高いんだよね。

ってことで。
一年くらい前からかな、防災バッグと共に、入院バッグをも常備。
いざ、なときおっさんを煩わせず持参して貰えるよう、とりあえずの必需品が入れてある。
先に腸関係で入院した際には、大変役立った。

まだ退院したばかりだが、縁起なんぞ担ぐ気はさらさらないんで、バッグの中身を詰め直した。
寝間着・下着はぴしっとアイロンがけし、タオル類もふんわり仕上げてそれぞれ袋に。
スリッパや、洗面及び食事用具、その他諸々の小物も洗浄・消毒後、用途別に分け、同様に。
三文判や筆記用具も忘れちゃいかんし、ケータイ持ってないから、懐かしのテレカなんかも…。
いやぁ、渋ぅおまっしゃろ。

五尺五寸二分の婆ならば二尺七寸六分の魂。
この備えが無用の長物、御大層な持ち腐れへと化してゆくのを笑ってやろうじゃないか。
そりゃま、魂なんてもんまで持ち出しちゃうほどのことか、とは思うが。

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良薬

脳外のときは万一のことを考え事前に伜に話したが、その他の場合は事後報告。
今回も然りで、術後三日目くらいにおっさんから連絡を入れてもらった。
幸い()卒論絡みのゼミや、生徒さんの中間テスト対策でバイトも臨時に連日の依頼があり、
どたばたしていたらしく、
「見舞いにも行かれへんのか…すまん」
などと言っていたそうだが、こっちにすりゃ大したことでもないのにわざわざ来られても困る。
だいたい、たとえ成人した息子だろうと、ふにゃり気弱な病人顔なんぞ見せたぁないわさ。

あんたが元気で忙しく動き回っている、そのことこそが何よりの良薬。
うれしいんだ、すごく。

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ネームバンド

看護師さんに切って頂くのを忘れ、うっかり家まではめてきちゃった。
ネームバンド

それにしても、私ってのは、なんと恵まれた人間なのであろう。
担当の先生をはじめ、看護師さん、スタッフさん、同室の患者さん…
出会いのすべてがあたたかく、こころざまの深さを滲ませる方々ばかり。

入院なんか、も、真っ平御免だけど、このネームバンドは捨てずにしまっておこうと思う。

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