茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

あほ

宵、出張から帰ったおっさんと、新ジャガをころんと煮たの他の地味なメニューで一献、
大河など観、たらたら過ごしていたんだが。

おっさんは、やっと明日、お休みを取れる。
「なあ、もちょっとビール飲みたくね?」
「うん、あたしももちょっと清酒(笑)飲みたい」
「買いに行こか?」
「うん、行く」

二十二時も回ったというのに、サンダルをつっかけ、二人、コンビニへ。
既にふわんとほろ酔いだったこともあり、裏道では、間隔空き過ぎの不用心に暗い街灯の下、
おっさんの左腕に自分の右腕をべたっとまとわりつかせて歩く。
ええ、いいトシこいたくたびれ夫婦ですが、別によろしわな、人目につかぬとこなら。

で。
昨日、カエルの合唱に心うきうき、な記事などupしたんだが、それをじかに楽しく聴き、
「おたま(オタマジャクシ)って、いきなりオトナになんねんなあ」
ぽろっと呟いたところ…。

「あんたなあ、“冬眠”てことを知らんのか?」
大笑いされた。
「このカエルらは、なんで鳴いとんの?
じーっと一冬越しきて、さーて、本腰入れよか、なゲコゲコやろ?
おたまが生まれてくんのは、これからや」

小学生の頃、そのようなことを学んだ気がする。
だが、まじで、忘れとった。
あほかい。

でもま、いいや。
夜の散歩、うれしかったし。

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楽しい合唱

今より少し中心街寄りにあったコーポからこの住まいに移って十五年。
いかにも地方のまちらしく、ちょっと動いただけでそちこちに田畑が現れ、何だか面白かった。

が、旧街道の渋滞を解消するため新しい道路ができ、それに伴い田畑が住宅に変わってゆき、
現在では、当初の三分の一くらいに。
大体、私が暮らしているこのマンションだって、田畑を潰した土地だ。

それでも、午前、買い物への往復十分ほどの道すがら、田植えの風景を見た。
そして、正直なもので、日がとっぷり暮れるや、少なくなった田んぼからもカエルの合唱が。
「おい、あんたら、今日急に変態したんか?」
な賑やかさで、いま現在も細く開けた窓から聴こえてくる。

楽しい。

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アバウト

今日は、午後からの通院であった。
いくらババアでも婦人科関係の話なんで、詳細は省く。
手術日は既に決まってるんだし、とにかくめんどくさいもんはさっさと取っときゃよいのである。
はい、アバウトアバウト、元々少ない脳みそを要らんことに使ってたまるか。

ところで。
この科は、診療前に待合室の自動血圧計で各自計測し、出てきた紙を渡すことになっている。
指示書き通り腕を突っ込み、レシートみたいにカットされたその数値を見、目を疑った。
[
 129=70 ]

ちょ、なにこの高さ!?
私ゃ、生まれてこの方、いつも上は80~90台、下は50台だ。
要手術の対象疾病よかこっちのほうがよっぽど不安やん。

診察室の椅子に座るや、
「変わったことはありませんか?」
と問う先生に、
「血圧が…」
つい、おろおろ。

「ああ、それじゃ再度、測っときますか」
昔ながらの水銀血圧計でシュポシュポ。
結果は、
[
 93=57 ]
いつも通りの数値である。
???????????????

私の測り方もアバウトだったのかもしれんが、自動血圧計もたいがいなこっちゃな、と思った。

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ツンデレなしらたき

昔々、炊事に慣れぬ頃は、些細なことが気になったものである。
例えば、
【 食材は長さ・太さ・大きさを揃えて切れ 】
という鉄則。
わりと真面目に従っていた。
で、それを踏まえると、肉じゃが等に使うしらたきについて、ちといらいらした。

TVの料理番組では、必ず、
「しらたきは予め食べ易い長さに切って下茹でしておきます」
詳しい手順は示さず、さらり流す。
料理本にも写真のない文だけでそう書いてある。

ですが旦那、ありゃマロニーや素麺やスパみたいに端が揃ってるってなタマじゃありませんぜ。
水入りの袋の中で複雑に絡み合いながら浮かんでやがるんですぜ。
袋から出し、ザルの中で揉んで流水洗いした後、まな板に載せても、細長いカタマリを維持。
頑固にほぐれず、扱いにくいったらない。
「食べ易い長さって、何だろ?」
ちょっと考え込んだりして。

絹さやの筋やもやしのひげ根やこの時季が旬のホタルイカの目を一つずつ取る、ってのは、
「めんどくせー」
ブツクサ言いながらもちゃんとやる、出来上がりの味に影響を及ぼすしな。
だが、しらたきの場合、一本一本伸ばして並べてゆくなどという作業は、気が遠くなるどころか、
気が変になりそうだ。
「食べ易い長さって、7センチくらいかなあ…」
とか思いつつも、結局、そのまま適当に切っていくんだが、勿論、長さはてんでんバラバラ。

それでも、味には全く影響なし。
要するに、食べやすい長さ、なんてのは特に決まっておらず、
「口中でずるずるもそもそせんよう、一応切っとけよ」
ってだけのことに過ぎない。
以後、ずっと、しらたきは、てんでんバラバラで良し、と思い、気軽に用いている。

そ。
どうでもいいことはどうでもいいのである。
おさんどんてのは、やっぱ楽しくやるが吉、その気持こそ出来上がりの味に影響を及ぼすしの。

しらたきを“食べ易い長さに切り揃える”手順を公開する先生がいないのも、逆に楽しい。
とにかくいっぺんやってみ、な話。
できんでも別に困らんから、さらり流すのだ。

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ラップ&ホイル

スーパーへ行った。
サッカー台にかごを置き、お店が提供してくれはるダンボール箱に購入品を入れてゆく際、
「出た!」
横にいたおっさんが、ぷぷっと噴く。


ずーっと以前、こんな記事をupしたのだが。

http://kisuke234.blog102.fc2.com/blog-entry-20.html

実は他にも。
しょーがねえなあ…

これほど沢山ストックしてあるのに、ついふらっと買ってしまうのだ。
なんでや?
自分でもわからん。
馬鹿なのであろう。

けど、どこのスーパーもさぁ、これらの品を必ずレジの近くに置いとくのな。
で、順番を待っている間、
「あら、ホイル、78円やん、一本買っとこ」
となる。
やっぱ、馬鹿なのであろう、間違いなく。


「こりゃもう殆ど趣味の領域やでしゃあないわ」
呆れ笑いするおっさん。

うむ。
ごめんやけど、このちまちました性癖をあきらめてくれはって、幸いである。


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花も盛りだ

当地の桜は、今が満開である。
病院の帰りに遠回りして並木道へ。
八十は超えておられるだろう、上品な老夫婦が手をつなぎ、ゆるゆるとやってくる。
すれ違うときの会釈にも、しぜんと笑みがわき、爽やかな心地に。

来月下旬、いっこ手術を受ける予定。
通常、一週間~十日くらいの入院で済むそうだ。
も、すっかり慣れちゃってるんで、
「あ、そーですか、ではよろしくお願い致します」
と、あっさりしたもん、先生の隣の看護師さんが少し驚いた顔をしてはった。
でも、まじ、不安なんか全く感じねえんだからしょうがない。
おっさんにはまた迷惑をかけちまうが、この程度の話なら、伜にはわざわざ知らせるまでもない。


ところで。
先日、おっさんが、新しい健康保険証を頂いてきた。
久方ぶりの差し替えである。

伜がちっちゃな頃は、親子三人まとめての紙製だったのが、一人一枚のプラ製カードに換わり、
今回も一人一枚のカードながら、社の現状を表すようにかなり材質を落としてある。
いや、結構なことだと思うよ、無駄は徹底的に省きゃいい。

それに、この新保険証、とっても使える。
裏面が臓器提供の意思表示カードになっているのだ。
私ってのは実にまあ使えん者なんだが、せめて死んだ後くらい、使えるものはフルに使ってちょ。
早速書き込んだ。
「儂は昔の人間やでなあ…」
渋々な表情を浮かべつつ、おっさんも、最終的には家族同意の署名をしてくれた。

手続きの煩雑さでついつい引き延ばしてきちゃった意思表示。
こんな怠け者にとっては、カンタンにできてシアワセである。
忸怩たる思いで月に一度保険証を提示するうざい病院通いも、あんまり苦にならなくなった。

とか言いながら、めっさ長生きするに決まっているクソババアなのな()

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災害に対する注意喚起の報道。
昨3月11日より一年余、かなり変わってきたのではないか。
今日の、発達するであろう低気圧に関しても、既に二日午前から繰り返し危険を報じていた。
これまでの、台風接近、てなときに比べても、随分早くきめ細かだと思った、個人的には。

あれほど多くの命を失い、また、数え切れぬ、口にすることすら失礼な、想像もつかぬ嘆きに
離れた地方でさえ身をこわばらせた、しかし、やっぱり想像もつかなかった、昨3月11日。


そうだ。
尊い犠牲・尊い教え、などという、口にすることすら失礼な、軽い言葉は、要らん。

ただ。
しっかり、聞け。
しっかり、守れ。
しっかり、従え。
その声を、その声に。

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お預け

外は、春の嵐。

日曜、伜からTELがあった。
「四日の某社の説明会、そっちから行ったほうが便利なんやわ。
 
たまにはおとうさんともゆっくり話したいし、前の晩、泊まらしてもうてええかな?」
ええも悪いもあるか、その言葉ひとつでにったにたな顔になっちまい、おっさんに笑われたわ。

で。
田舎臭くとも普段はあまり食べられないであろう煮物とか、時間かけて美味しく拵えたろ、と、
昨晩よりいろいろ下準備していたのだが。
「ごめん、やっぱ明日こっちから直接説明会に行くわ。
 
ほんま、ごめんな」
今朝早く、またTEL。
そりゃ、この荒天ではなあ…電車もどうなるかわからんし。

ばばあの愉しみなんぞお預けでいいさ、奴が元気でいてくれさえすれば。

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