ボンクラ主婦きすけの気ままな日記
  けんかをやめて 二人を止めて
    
わたしのために争わないで もうこれ以上

学生時代に流行った曲である。
何年か後には作詞・作曲者の竹内まりやによるセルフカバーも耳にするようになったが、
当時は河合奈保子が歌っていた。

聴いた当初は、何でまたこんな、大抵の女にとって虫酸が走るばかりの曲を…と、
河合奈保子が気の毒になったものだ。
尤も、全体を通して聴くうち身勝手なお嬢心を飾らず語っている歌詞にむしろ好感を持ち、
ただ立っているだけでも可愛い彼女が歌ってこそ光る曲だとさえ思うようになったが。

実際に虫酸が走ったのは、この曲のシチュエーションのみに酔う身近なヒロインちゃんだ。喫茶店などで流れてくる度、
「そうなんだよねえ…」
いろんな男の人を傷付けてきた自分とやらを悩ましげに責めてみせる。
ある日、いいかげんめんどくさくなったんで、
「たぶん、あの子とは合わなかった程度でさっぱり忘れてくれてるんじゃない?」
と、とっても温かく慰めたら、人の気持ちがわからない人間だと泣かれてしまった。
けっ、自分は誰にとっても重要人物なのだと思い込める自信家が何を泣く。
確かに人の気持ちはわからん。
が、大して魅力的とも思えぬあんたがくよくよする必要などないってことだけはわかるよ。

この手の人っていくつになっても定期的に現れるから面白い。
一体どういう鏡を持っているのだろう。



ところで。
この曲、松田聖子が歌っていたらあまりに似合い過ぎてバッシングの嵐だったろうな。
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