ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

ぼうずから聞く学校生活の様子は、当人にすればごく普通に話しているのだろうが、
巧まぬ面白味があって、危うく御飯粒を噴き出しそうになることもしばしばだ。
中でも先生方の口真似は、説明会等で学校へ出向いた際に再度効いてくるので困る。
「あ、この間ぼうずが言うとった先生やな」
すぐにぴんと来て、こみ上げてくる笑いを抑えるのにひと苦労。

生意気盛りの野郎に言わせれば、
「めっちゃ暑苦しくてかなわんわ」
と、蒙古斑の浮かぶ斜め表現になるのだが、ぼうずの学校には熱い先生が多い。
実際、担任の先生も容貌はともかく以前書いた“単なるおじいさんー”ではないのだ。

夏休み前の三者面談。
今春文系コースを選択したにも関わらず、英語の成績が最悪の劣等生に向かって、
「夏休みの課題はひとつだけ、考え違いを改めい!
 
おまえがこの学校を引っ張っていかんでどうするんや、気概を持て!!」
で、その言の直後、私のほうに向き直り、
「自立を妨げますんで、親御さんは勉強についてうるさく言わんようお願いします。
 
その分、私が責任を持ってガミガミ言い続けます」
本当に親身になって下さるのに驚いた。
去年の担任の先生はあったかい従兄、今年は頑固な伯父といった具合に、
生徒たちに対し、何だか血の繋がりを思わせる情を抱いておられるようだ。

ただの私見に過ぎないが、私立高の先生が発するむんむんとした熱さの源は、
愛校心にあるのではないか、ふとそんなことを思う。
公立高にも生徒たちへ真摯な情熱を傾ける先生は大勢いらっしゃることだろうが、
愛校心となるとやはり私立高の先生より格段に薄いような気がする。
異動が多いという立場上、赴任先毎に気持ちを切り換えていくのが当然だ。
母校の公立高を思い出しても、物分かりがいい反面、どこか醒めた先生が多かった。

だが、私立高の先生方には、“本校一筋”といった強い愛着があるようだ。
自分の見聞きした範囲からだけでも、半端じゃない愛校心が伝わってくる。
そして、親にとってもこれほどありがたいことはない。
先生方の愛校心は、生徒たちに誇りを与えてくれると思うからである。

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