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茅屋雑記帳

ボンクラ主婦きすけの気ままな日記

真一さん

昨日、夫婦で大相撲をテレビ観戦していたところ、
「あっ、おとーさん、おとーさん、真一さんやで、真一さん!」
(註:ゲストで現れた『まんぷく』・真一さん役の大谷亮平)
「真一さん好っきやー、真一さん、真一さんっ!!」
つい、わーわー騒いでしまった。

「そんだけ元気な声聞けると安心するわ」
おっさんは、隣でにこにこ笑っていた。

このひとこそが、私のやさしいやさしい真一さんなのだと思った。

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めっさ笑った

こないだの通院日。
血液検査の結果はやはり悪い、抗ホルモン剤って結局どれも私には合わんのかな。

だが。
「うーん、どうしたものだろう」
先生が考え込みながら私の電子カルテ画面を過去に遡りスクロールされたとき、
「えっ?」
ぼんやり見ていた目が点に。

都会の病院へ行かれた執刀医の先生が引き継ぎのため残したコメント欄。
『非常に静かで無口、要配慮』
『本人が意思を伝え辛そうな場合、こちらからの語りかけを』

偶然見てしまったけどさあ、おいおいまじかい、もんの驚きやで。
確かに私は口下手である、でも、そこまでしおらしかったかえ?
何より、家庭内ではどんだけガミガミごちゃごちゃうるせー奴かと。
家に着くまで笑いを堪えるのが大変だった。


夜、おっさんに話したら、
「あんたの被っとる猫は何匹いてるんや」
同じように笑っていた。


もう三月なのに何言うとんねんだが、今年になって最も笑える出来事だった。
薬剤の合う合わぬはどうしようもないこと、駄目なら諦めるしかない。
ただ、笑いはやはり一番の良薬だと思った。

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幸福

『いだてん』、視聴率も評判もいまひとつらしいけど、私は楽しく観ている。
時代やシーンがごちゃごちゃ交錯し、わかりにくいのが難点なのだろう。

先週は、
「なんやしらん、変なドラマやな」
びっくらこいてる信長・秀吉・家康大河好きな古ーいおっさんが目を潤ませていた。
獅童演ずる兄さんの温かさに。
「弟はなあ、たいていあほやねん、絶対兄やんに迷惑かけとんねん」
と。

そして今週は、
「どんくさい奴はどこまでもどんくさく生きてけばええねん」
などと言っていた。

私は、このひとのこういうところが好きだ。
真っ直ぐな心でものを見る、いくつになってもすっげー単純なひと。
大好きだ。

タオルのことを未だ“てぬぐい”とか言うおっさん。
大河の時間になるとやっぱりNHKに変えるおっさん。
で、一緒にテレビ見てると横で鼻毛抜いたりしだすおっさん。
けど、大好きだ。

このひととめぐり逢えた私は、なんて幸福な者なんだろう。



今日は結婚記念日でございます。
なぁーんもせやへんけどな(笑)。

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病関連の話は何より自分自身がうんざりしてしまうので、あまりしたくない。
だが、押さえつけようとすればするほど暗い気持ちに陥ってしまうときがある。
めんどくせー。

有名人の癌の話。
落ち込む。
ああ、この人も、あの人も…どんなに辛いことだろう、と。
池江さんみたいな若いアスリートが白血病という謂わば血液の癌に。
堀さんみたいな子沢山の肝っ玉おかあさんが口腔癌に。




私なんかがあほくさい愚痴を言うのは恥ずかしい。
だが、リンパまでいっちまい廓清したことは、せずに済んだ場合に比べ多くの不安を抱える。
しつこく悩まされる左上半身痛もきついが、一旦リンパ浮腫を起こしたなら完治はしない。
とにかく予防予防で、しぜん、生活の行動が制限される。



初めに頂いていたホルモン抑制剤が合わずNASHになってしまい、一ヶ月半中断した。
今月初めの血液検査では多少回復し、やはり癌転移への対策は不可欠ってことで、
現在は同種だが別のお薬を服用している。
服用後の気持ち悪さは変わんねぇような気ぃするけど、先生も色々お考え下さってるしな。


今はただ、時を待とう、死ぬまできちんと生きてゆくためにも。

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あけましておめでとうございます

どなたさまも素晴らしい一年となりますように

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毒が消えた

翌日の町はイヴを迎えるクリスマスムード一色であったろう。
伜はともかく、おっさんおばはんが今さら何をなんで、蕪とお揚げを煮て、鮭でも焼いて、と、
いつもながらの質素なお昼を考えていた。
晩ごはんは、ま、きのこやら菊菜やら葱やら入れた鶏鍋でいいか、とかさ(笑)。


ところが、
「おかあさん、明日から三が日までMさんは夜だけになるよって、ランチは今日までや、
こりゃ食べに行かなあかんわ」
などと言い出すおっさん。
いつもの大好きな和食処さんだ。
前日の情けない気持を引きずっていたし、
「うーん、まあ、年明けにお邪魔しよ」
だいたい私は食べ物を残すのが大嫌いだ、もしそうなったらお店に失礼ではないか。
なのに
「俺が食べに行きたいねん、独りメシはつまらん、一緒にな」


で、行った。
美味しかった。
おっさんが私の御飯その他を手伝ってくれて、完食できた。

普段滅多に言葉のやりとりをすることはないが、目だけでの挨拶を交わしてきたお客さん、
先代のときからの常連さんたちだ。
「良いお年を」
お店から出る際に次々と声をかけて下さった。

皆さん、所謂アラセブな方々だった。

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毒矢

私は男女を問わず私の干支一回り上かその前後くらいの年頃の人が少々苦手である。
今の言い方だと、アラセブあたり、ってことになるかな。
勿論、尊敬の念を抱き、仰ぎ見る方も沢山いらっしゃる。
が、町なかやお店で変に横柄な態度を取ったり、自己中な物言いをする人を見かけると、
ああ、またこの年頃かえ、と思う率が何故か高かった。


先の日曜朝。
買いだめすべくスーパーへ連れてって貰い、入口の置場でカートを引き出していたところ、
正にその年頃と思しき女性が物凄い勢いでガシャンと音を立て左隣の列にカートを返した。
私の動作が不自然にトロいため邪魔くさかったのか、こちらを睨みつつ乱暴に。
幸いぶつかりはしなかったものの、咄嗟に今は亡き左胸(笑)と腕を庇った。
向かいの迎春コーナーで注連飾りを見ていたおっさんが振り向き近寄ると、急に
「大袈裟な奥さんやわ、旦那さまも大変ですねえ」
取り繕うような笑顔で言い、そそくさと去る。

以前ならその背に
「ちっ、やかましわ」
小声で吐き捨てたはず、だが、今はそれもできなかった。
おっさんは、
「あんなおばはんなんぞどこにでもいてる、気にするな」
と言ってくれたけれど。



「大袈裟な奥さんやわ、旦那さまも大変ですねえ」
ほんとうにそうなんだろうな。
刺さった後じわじわと心に隈なく回ってゆく毒矢のような言葉。
旦那さまも大変ですねえ…旦那さまも大変ですねえ…旦那さまも大変ですねえ…
ほんとうにそうなんだろうな。

沈んだ気持ちのまま買い物を終え、帰宅。
こんなことでいちいち落ち込んじまう自分こそ、ほんとうにそうなんだろうな、とも、思った。

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続・笑い

一日に一度でも声をあげて笑うことができたら、それは幸せの証なんだと思う。

朝ドラの『まんぷく』、今週の展開こそかなり辛いが、いつもすごく助けられている。
人々の誰もかれもがいきいきしていて、キャスト選びの上手さが光る。
どうか全ての登場人物が幸せになってほしい、毎朝そんなことまで願ってしまう。

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ある晩の献立

梅ごはんを炊いたところ、意外にも伜から好評を得た。
奴も食の好みが段々おっさん臭くなってきたのかな(笑)。
まあ普段ガッツリ系のもんばっか食べてるみたいなんで、たまには、な感想であろう。
ということで、何かを見て書いたメモをもとに自分で実際に作ったものの覚え書き。



梅ごはん

材料
米 2合
梅干し 中粒4個(家で使ったのは減塩でない昔っぽいもの)
出汁 300ccくらい(冷ましておく)
みりん 大さじ2
塩 小さじ3/4(食卓塩でないもの…家のは“はっ、かっ、た、の塩っ!”だったw) 
醤油 ほーんの少し、持帰り寿司に付いてくるちっさな魚の入れ物の半分くらい

1. 米は研いでから30~60分ほど水に浸け、ざるに上げて水気をしっかり切っておく。
2. 炊飯器に1を入れ、先にみりんを加えてから次に出汁を2合の目盛まで注ぐ。
  多ければ余しておき、足りなければ水を加える(余った場合はおひたし等に使える)。
3. 続けて塩・醤油を入れ、塩を溶かすように軽く混ぜ、梅干しをのせてスイッチオン。
4. 炊き上がったら梅干しの種を除き、しゃもじで果肉を潰しながら全体にさっくり混ぜる。



この日は質素ながら他に、
・鯵の開き・大根おろしとすだち
・ひりょうずの含め煮にオクラをそえたのん
・なめこと葱の味噌汁
を用意していたのだが、おっさんに急用が出来て外食との連絡がすまなさそうに入り、
「あれまあ…」
ちょっと脱力。
冷蔵庫に入れておき、チンするなり温め直すなりすれば翌日でも何とかなるとは言え、
やはり美味しくはない。
一応あの男に訊いてみたろか、と伜にメールしたところ、
「結構な雨やし誰かと外で食うのもめんどくさいよって家でごろんとする」
という返信、結果、食卓に出した品はめでたくきれいに無くなった。

相変わらず私の食は細いまま。
梅ごはんは軽く一碗が精々、殆ど伜が食べたし(全然太ってもいねぇのにまぁよう食うわ)、
鯵も半分方手伝ってもらった。
それでも、拵えた食事を褒められると心が明るむ。
少し元気の出た晩であった。

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笑い

今日は消化器科のほうの診察日だった。
もう何年もお世話になっているが、温和で面倒見のいい先生。
入院時も毎日度々様子を見に来て下さるし、有難いことである。

血液検査の結果と照らし合わせ
「ああやっぱり乳腺外科の抗ホルモン剤の影響が出てるかなあ」
数値が軒並み悪かった。
「どういうわけか食欲もなくて…ムンクの『叫び』みたいな顔つきになってきました」
そう答えたところ、いつもは物静かな方なのに
「ブーッ」
いきなり噴かれてしまった、まあマスクしてらしたから唾は飛ばなかったけど。
「すみません、笑い事じゃないのに。
 そうですねえ、こちらのお薬を少し変えてみましょう」
きまり悪そうに通常の先生に戻った。

いえいえ、先生、私はうれしく思いましたよ。
こんな影の薄いインキー婆でも、まだ人さまを笑わせることができたんだなあ、って。

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晩秋

一昨朝。
診察日だったため久し振りに体重を測った。
吃驚した。
BMIで言うと15を切っている。
さすがにこれはあかん。

先生も胸の診察より先ず顔を見て
「ちゃんとしっかり栄養摂ってますか?」
うーん…摂れてないんだろうなあ。
何を口にしても美味しくないし、すぐ胃が重くなる。
抗ホルモン剤の副作用としてはあまり見られない症状ってか、一般的にはむしろ逆らしく、
慣れるまでに時間がかかる体質なのかもしれない、とおっしゃった。


ついでに。
残った右胸に二か所、それぞれごく小さな粒が三つくっついたようなものを見つけたので、
そのこともお話しした。
先生が触診する限りではほぼ心配ないそうだが、安心を得る為エコーはしときましょう、と。
左胸のとき、最新の造影MRI機で同時に右も検査した際は、異常無し。
が、リンパ節転移も無しという所見だったのに、手術時のセンチネルでは広がっていた。
きっとわかりにくい病なんだろうなあと思う、ある程度育っちまうまで。
まあとにかく受けて帰ってきた。


何にせよ、美味しいもん・好きなもんの豊富なこの時季。
こんなに食えんでどうすんねん、と、少し悲しくなる晩秋だ(笑)。

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ズッキーニ

食欲ねぇよぅーと嘆いたところでしゃあない、ましてや似非即身仏(笑)になるのも癪。
少しでも食べやすいものをと、今夜は水菜をお供の湯豆腐にした。
めっさ手抜きやけど、胃弱のおっさんも喜んでくれたし、まあええわな。

安かったため買ったズッキーニでついでにもう一品。
ズッキーニ好きなんだよね、ナスっぽいのにクセが無くて。

以下は覚え書き


【 ズッキーニのバター醤油ソテー 】

ズッキーニ 1本
バター 適宜

※ 醤油 小さじ1
おろしにんにく 適宜
砂糖 ひとつまみ

フライパンにバターを溶かし、5ミリくらいに輪切りしたズッキーニを入れて塩少々を振り、
両面軽く焼き色をつける。
※を加える。


やっぱりこれも手抜きな簡単さですな。

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